「クラフソン」は、無垢の木を用いた手作り木工家具の工房です。創作家具調仏壇、無垢板一枚板テーブル、AVボード、TVボード、サイドボード、カップボード、イス等、生活に深く溶け込む家具の新たなかたちを、木という素材を通して提案していきたいと考えております。ご支援宜しくお願いいたします。 谷口清人 | クラフソン 山梨県北杜市高根町清里3545-1464 JR小海線清里駅の南2Km程に位置しています。中央道須玉インターより約25分。 「クラフソン」とは? |
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10:00〜17:00(日曜定休) |
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工房通信 気まぐれ更新中 | ||
2012/10/06 久しぶりにマニアックな話です。画像の刃物ですが、「モータイジングビット」といいます。初めて実物を手にしたとき、正直言って使い方が分かりませんでした。実際にモータイザーに装けてみても、今一つピンときません、暫く棚の飾り物化してました。ある時、突然閃き使ってみると、なるほどな!、と納得。この刃物、刃の進む方向に切れ刃が無いのですが、それが故、長穴を開けるには最適だった。理由は、切削時の抵抗が殆ど方向性を持たないということです。結果、正確な加工が出来るのです。一度の切削深さを1mm程度にし、左右に動かしながら堀進んで行きます。 |
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モリアオガエル? |
2012/10/04 今朝、工房のシャッターを開けると、鮮やかな緑色の物体が目に入った。全く動く様子も無い、良く見るとカエルでした。初めて見るカエルです。おそらく「モリアオガエル」ではないかと思うのですが、詳しくないので、良く分かりません。どなたかご存知の方、教えて頂ければ嬉しいです。 この場所は、車の通りが激しい道に面しているので、事故に遭わないよう、撮影後安全な場所に、移動してあげました。 |
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2012/10/01 九月半ば、クスのテーブルとタモのドア、納品しました。 クスのテーブルは、お客様がご自分で入手された一枚板で、乾燥、制作を依頼されたものです。この板、色が素晴らしく綺麗で、杢も含まれ、なかなかの板でした。クス、扱ったことは何度かあったのですが、自分の手で削るのは初めてでした。思ったより油分が多く含まれている木で、木地のままでかなり水をはじきます。虫を寄せ付けず水に強い、納得です。(虫を寄せ付けないのは、独特の匂いの素、ショウノウ成分によるものです。)実はお客様が、同じ木の板を二枚お持ちで、現在残りの一枚をお預かりして、乾燥中、同様に制作しテーブル二台並びます。 タモ材のドア、友人がやっているクリニック入り口のドアです。庇はあるのですが、強い雨風の時は、雨が当たる場所なので、外側はキシラデコール塗りとし、内側は質感の良いオイルにしてあります。ガラスは防犯性を考え、防犯ガラスを入れました。防犯ガラス、特殊なフィルム2mm厚を3mmガラスで両面からサンドイッチしたものです。自分でやってみた訳ではないのですが、破るのはかなり困難らしいです。ドア取り付け後、建物のメンテナンス工事の予定で、白いドア枠はドアの色に合わせて塗装予定とのこと、工事終了後、再度撮影に行く予定です。 |
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生家の縁側から見た庭 帰りに立ち寄った義妹宅から見た大阪のビル群 ブルーに輝く諏訪湖 |
2012/08/31 先週から今週に掛けて、夏休みということにして、田舎に行ってきました。大きな名目は墓参りな訳ですが、実際は親兄弟、その他親族との再会、時には懐かしい旧友との再会です。昔から盆正月って言いますが、お彼岸も含めて、先祖の供養というのは、それはそれで大切なことですが、裏を返せば、遠くで暮らす親族を呼ぶ大儀名文のようにも思えます。昔の人達が考えた絆を深く保つ為に考え出したものかもしれませんね。今ではそうではありませんが、ちょっと昔では、嫁が里帰りするのも、機会が限られていたのでしょうから。(今年は田舎(鳥取)も本当に暑かった!!) |
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鉞(まさかり) 材質:カバ材 |
2012/08/31 鉞(まさかり)作りました。奈良県にお住まいのお客様からの注文で、用途は良くは分からないのですが、とにかく「まさかり♪ かついだ♪ 金太郎♪」の「まさかり」です。本来鉄で出来ているものを木で作るので、金属のシャープな感じが少しでも出るよに心がけて、ただひたすら削りました。こういう仕事、とにかく無心で没頭できます。一日があっという間に過ぎてゆきます。ものづくりの原点をまた垣間見た、楽しい仕事でした。 |
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ウォールナット二枚ハギテーブル&アームチェアー&スツール |
2012/08/01 テーブル&イス6脚&スツール2脚、無事納品しました。テーブルはウォールナット二枚ハギ、大きさは2400*900です。スツールはアームチェアーと同一デザインで、共にウォールナットです。 このテーブルとイス、本来は3月末の納品予定でイスは2月から製作していました。諸事情で7月末の納品に予定が変更になったもので、足掛け半年近くの仕事になりましたが、昨日納品することができました。 設置場所が二階で、想定していたより、階段を使っての搬入が難しい状況でしたが、現場で作業していらした大工さんをはじめ、皆さんに手伝っていただき、無事搬入することができました。ありがとうございました。 この仕事、以前からお付き合い頂いている「川口通正建築研究所」様に紹介して頂いたもので、建築とのマッチングも、考えていた通りのものになったと思っています。今更ですが、やはり家具は使う場所に置いて初めて生き生きと見えてくる、という事を、あらためて感じました。 |
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桐箪笥二棹 ウォールナット二枚ハギテーブル |
2012/07/24 制作していました桐箪笥二棹、無事納品しております。そして現在、2400*900のウォールナット二枚ハギテーブル製作中。実はこの大きさのテーブル、一人ではどうしようもない大きさで、ひっくり返すことが、出来なくはないが危険を伴う大きさなんです。しっかりした大きな作業台があれば何とかなるのですが、当工房では画像の様に馬の形の簡易作業台二台で作業しているがゆえ、ひっくり返すのが難しいのです。今回このテーブルの制作に当たり、電動ホイストを入手し取り付けました。これで何とかなるでしょう。7/31、制作済みのアームチェアー6脚とスツール2脚を共に納品の予定です。 |
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2012/07/05 かなり久しぶりの更新です。あっという間の四ヶ月、忙しかったんです。今朝、ある友人から「更新」というメールが入っていて、そろそろ更新してもいいのでは?というありがたい内容で、これはそうそう放置し続ける訳にもいかないと、慌てて更新という次第です。こんなHPでも楽しみに見ていただいてる方々の存在は、感謝感謝です。 今後は初心に戻り、出来る限り頻繁に、更新、情報発信していきますので、宜しくお願いします。 画像説明 上段左:和紙貼りランプシェード/二月に納品したフロアスタンドと同じお客様で、同一仕様です。 上段中:ウォールナットウォールミラー 上段右:ウォールナットキッチンサイドボード 中段左右:手織り機試作品/某手織り機メーカーの依頼での試作です。織り機の構造に明るくないのでどの部品がどこでどうなるのか分からないものもあり結構、苦労した仕事でした 下段:総桐法衣箪笥/現在製作中です。とにかく奥行きが700と大きく、悪戦苦闘してます。桐といえども組みあがるとかなり重い!!腰がぁ〜(某ソリウッド依頼品) |
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2012/02/27 昨日、フロアスタンド二種納品しました。 本体は、ナラ材着色ウレタン(水性ウレタン)、ランプシェード部分は和紙を貼っています。和紙は私の出身地である鳥取の因州和紙を使いました。偶然名前が同じ「谷口和紙株式会社」にお世話になりました。この会社、「立体漉き和紙」という手法で照明器具も製作しており、何か惹かるものがあり、使わせていただきました。おかげ様でお客様にも喜んでいただきました。 |
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2012・1・6 AM7:45 高尾から見たスカイツリー(24倍ズームで撮影) |
2012/01/06 明けましておめでとうございます。 新しい年の始まりです。 震災復興、低迷する経済、混迷の政局と試練の年であるのは、間違いないのですが、これ以上の底は無いように思われ、はっきりとした上向きでは無いにしろ、安定方向に向かい始める予感がします。 只、原発の収束は想像がつきません、冷温停止宣言はあったものの、溶け落ちた炉の底の様子は未だに誰にも把握出来ていません。心配です。 2012年は、消費社会を脱却し、本質を捉えた、真の幸福というものを実現すべく、舵を切る絶好のチャンスではないでしょうか。 |
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